通販で安いはんこを買う時の注意点は?素材や用途別に調べてみました。

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一人暮らしを始める時、就職する時、子どもが学校に通い始める時など、日本に住んでいると「はんこ」が必要になるタイミングがあります。はんこの金額にはかなりの幅があり、素材や字体など選択肢も多く、いざ買うとなると迷ってしまいますよね。

また買う場所も、近所を探して「はんこ屋さん」を見つけるのも一苦労です。そこで「通販で安いはんこを買う」ことにフォーカスして、「こだわり別に」選択方法を考えてみました。

はんこの注文で一番大切なのは刻印する姓名を正確に入力すること!

通販で「はんこ」を注文する際は、刻印する姓名を正確に入力することが大切です。特に旧字が使われている場合は似て非なる字が多いので、正確に注文する必要があります。たとえば斉藤さんの「斉」の字や、渡辺さんの「辺」の字は、画数が多くて難しい字がたくさんありますね。

注文したい印鑑をカートに入れると、刻印する内容を書き込む流れになります。そこで「旧字を使う方はこちら」のような案内が出るので、表示されている旧字の中から該当する漢字を選ぶシステムです。漢字の読み方で検索すると、たくさんの旧字の中から絞り込むことができてスムーズに選べます。

⇒印鑑は文房具として販売されているものではなくオーダーメイドで作る

認め印・銀行印・実印の種類を決めると、はんこの直径が決まる!

はんこを用途によって分けると、認め印・銀行印・実印があります。認め印は直径が小さく、実印は直径が一番大きく、銀行印はその中間というのが一般的です。印鑑の直径は13.5ミリメートル、15ミリメートル、16.5ミリメートル、18ミリメートルの4種類のラインナップになっているサイトが多いです。(参照元:いいはんこやどっとこむ:実印どこで買う

直径が小さい12ミリメートルから始まって、18ミリメートルがない場合もあります。

直径18ミリメートルは、通常は男性が注文するサイズのようです。ショップによっては、3種類セットでケースが付いて、割安の価格設定になっている場合があります。銀行印・実印の2本セットもあります。しかし特に今すぐに実印が必要でないのであれば、中くらいのサイズの印鑑を1種類だけ注文して試してみてはどうでしょうか。

さらに必要であれば、追加で買うこともできます。使っているうちに、手になじむ大きさや好みの素材がわかることもありますから、その時点で決めて買っても大丈夫です。安く買うことができるまとめ買いも魅力的なのですが、同じ色の3色の印鑑があると間違える可能性もありますから、認め印はカラフルな色や木製、銀行印は黒水牛、実印はベージュ系のオランダ水牛、という具合に色分けしておくのも一法です。

銀行印や実印の場合、万一紛失すると登録し直さなければなりませんが、認め印はその必要がないので比較的気軽に持ち歩けます。パワーストーンの印鑑もありますから好みの色を選ぶのもいいですね。「金運上昇」や「愛情に恵まれる」などのパワーをもらえそうです。

ネーム印を準備しておくと便利!

もし新生活を始めたばかりで、印鑑が1本もない状況であれば、ネーム印を準備する方が便利かもしれません。ネーム印は、インクが内蔵されていて朱肉がいらない印鑑で、通称「シャチハタ」と呼ばれています。シャチハタ以外の会社の製品でも、同様の名称で呼ばれることもよくあります。

宅配便や書留を受け取る時、回覧板のチェックなど、1本あると重宝します。ネーム印もはんこのネットショップで買えます。もしかすると実家に余っているネーム印があるかも知れないので、訊いてみるとよいですね。ただし、届け出書類や保険の手続きで認め印として使う場合は、ネーム印は使用できません。

その場合は、銀行印として準備した印鑑を使うことになります。自宅で書類を書くのであれば紛失の心配はありませんが、外に持ち出す機会が多くなれば、銀行印とは別に認め印を準備したほうが安心です。

はんこの素材は何がいいの?

銀行印は長年使っていてフチが欠けると、登録印として照合できない場合があるので、欠けにくい素材を選びます。柘(つげ)は堅い材質として有名な木ですが、長年銀行でお金を出し入れしているうちに印鑑のフチがすり減って、照合が難しくなった例を耳にしたことがあります。

キャッシュカードが普及した現在では、はんこの出番が少なくなっていますので、柘をはじめとする木材も安心して使えます。他にも、チタンやパワーストーンが人気です。とは言え手続きで捺印(なついん)する場合には、かすれないように気を使います。

水牛などの素材は、石や金属と比べると若干の「しなり」があるので、用紙に密着してくっきり捺印することができます。角の中心部を使った印鑑を「芯持ち」と言い、割れにくい希少部位を使っているので少し高価です。ネットショップでは、銀行印に適した直径13.5ミリメートルか直径15ミリメートルの黒水牛素材(芯持ち)を選ぶと5千円前後で購入することができます。

「アタリ」はあった方がいいの?印鑑ケースは付属しているの?

「あたり」とは、はんこで捺印する際に天地が逆にならないように、上になるポイントに印をつけることです。本体を少し削ることで目印にする場合もありますが、パワーストーンなどで作る場合もあり、金額的には1千円くらいは考慮します。

印鑑ケースは、2本セット以上では付属している場合が多いですが、付属していない場合はショップ内で購入できます。1千円~2千円くらいでそろえることができます。

印鑑に刻む文字の字体はなにがいいの?

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銀行印や実印では、偽造されにくいことが優先事項となります。吉相隊(きっそうたい)や篆書体(てんしょたい)は複雑で読みづらい字体なので、どちらかを選ぶのが無難です。また実印を作る場合、安価な条件だけで選ぶと、機械彫りのために全く同じ印鑑が世に出てしまうことも想定されます。

また偽造される可能性もあります。実印では、苗字だけでなく名前もすべて彫ることで、所有者固有の印鑑である確率が高くなるので、姓名を刻印することをおすすめします。また価格は高くなりますが、手彫りの印鑑であれば偽造の心配はかなり減らすことができます。

一例ですが、大手の「ハンコヤドットコム」では、印鑑を機械で彫りますが最後の仕上げでは手彫りを採用しています。その結果、偽造の危険を抑えながら安価な製品を作っています。


総合的に予算はどれくらい必要?

黒水牛(芯持ち)の銀行印を作って、オプションで「アタリ」と印鑑ケースを注文する場合を想定してみます。ネーム印を1本追加して送料・コンビニ払いの手数料を加えると、1万円くらいの予算になります。先ほども述べたように、もっと安く購入することは可能ですが、安心安全のために、少し金額を上乗せしたほうが「はんこ」を長く愛用できると思い、提案しました。

よろしければ、これをベースにして自分の好みや用途を考慮して「はんこ」を選んでもらえると嬉しいです。